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天使のいない12月 Archive

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「天使のいない12月」のレビューNo.3

『天使のいない12月』のレビューを3回目です。

『天いな』のヒロインは誰もが心に悩みや傷を持っています。
よって、シナリオではつらい展開が待っていたりするでしょう。

ですがそれは、恋愛とは必ずしも明るくて楽しいことだけではないのだという、既存の恋愛ゲームへのアンチテーゼとも取れます。

感情の疎通が上手くいかず泥沼状態になったり、彼女の心の傷は自分では癒せないのかと悩んだりと、リアルな恋愛模様を描いているのです。

キャラクターデザイン・原画はなかむらたけし・みつみ美里両氏。
美少女ゲーム界トップクラスの人気の原画家である二人によるキャラは全員大変美しく、またグラフィックも大変美麗に彩色されており、グラフィックの点では文句の付けようがありません。

ひとつ言うならば、背景グラフィックがあっさりしすぎなこと。
この点はもう少し力を入れたものにしてほしかったと思います。

Hシーンは肉体関係をテーマにしていることもありLeafにしては多めですが、グラフィックの使い回しがあったりと少々残念。
グラフィック自体は大変エロティックなものなのですが。

音楽は「さすがLeaf」といった感じ。
主題歌のオープニング曲『I hope so...』とエンディング曲『ヒトリ』どちらも切ない曲調がゲームに非常にマッチしています。
OP曲の『I hope so...』を含め、BGMはギターがメインになっており、冬の透明感を上手く演出しています。
どの曲のクオリティも非常に高いものになっています。

既存の学園ものに飽き飽きしている方、切ない恋愛ゲームがやりたい方は『天使のいない12月』をどうぞ。
きっと何か胸に残るものがあると思います。


「天使のいない12月」のレビューNo.2

『天使のいない12月』のレビューを2回目です。

『天いな』の物語は、それまで口も聞いたことがなかったクラスメイト同士の時紀と透子がふとしたきっかけで知り合う所から始まります。

透子は、自分に長所がなく自信が持てないことにコンプレックスを抱いており、いつも幼馴染みでクラス委員の榊しのぶの後にひっついて行動していました。

クラスメイトからも馬鹿にされており、クラスにも自分の居場所がないことに苦しむ透子は、時紀が逃げ場所にしている屋上に自分もいたいと願います。

しかし時紀はそれを拒み、なにか代償に出せるのかと迫ります。

透子は交換条件として自分の肉体を差し出します。

そんな流れで肉体関係を持ってしまった二人は、透子の「誰かに必要とされたい」という想いもあり、周囲には隠したままだらだらと肉体関係を続けてしまいます。

友人でも恋人でもセックスフレンドでもない奇妙な二人の関係。

その関係は小さな棘となり、周囲の人間達を徐々に巻き込み傷つけてゆきます…。

『天いな』のヒロインは全部で5人。
透子はつねにおどおどとしている女の子。
頭も悪く、鈍臭い上に気も弱いですが、たまたま持ってしまった時紀との肉体関係に自分の居場所を求めます。

しのぶは透子の幼馴染み。透子とは対照的に成績優秀な優等生で同級生からも頼りにされています。

麻生 明日菜(あそう あすな)は時紀がたまたまバイトすることになったケーキ屋の店員で女子大生。
小悪魔的な性格で時紀を翻弄します。

須磨寺 雪緒(すまでら ゆきお)は時紀がたまたま知り合う同級生。
上品で礼儀正しい性格。

葉月真帆は時紀の後輩で時紀の悪友の霜村 功(しもむら いさお)の彼女。
元気な性格ですが、恋愛におけるSEXについて答えが出せず悩んでおり、SEXを求めてくる功を拒んでいます。


「天使のいない12月」のレビューNo.1

『天使のいない12月』のレビューを3回に渡ってしたいと思います。

現在、美少女ゲームの主流である「学園もの」。
その多くは当然ながら女の子たちとの甘い学園生活を描いたもので、シビアなシナリオの作品はほとんど存在しません。

そんな「学園もの」の安易な「恋愛関係」に一石を投じるような作品が、今回紹介するLeafの『天使のいない12月』です。

『天いな』は2003年に発売された作品で、Leafのヒット作『こみっくパーティー』、『うたわれるもの』を手がけたスタッフが製作したことがウリでした。

何事にも無気力かつ厭世的な性格で、学園の屋上で日々タバコを吸うのが日課の人間関係は軽く薄く小さくがモットーの主人公・木田 時紀(きだ ときのり)。
口うるさい妹・恵美梨(えみり)の存在もあって、女はうっとうしいものだと思っていました。

しかしそんなある時、たまたま知り合ったクラスメイト・栗原透子と肉体関係を持ってしまったことがきっかけで、退屈で平凡だった彼の日常と周囲の人々との関係に徐々に変化が…。
偶然始まった時紀と透子の関係は一体どこへ向かうのでしょうか…。

ゲームスタイルはノベル+ADV。
主人公のモノローグを表す場合はノベルタイプになり、キャラとの会話では普通のADV画面になります。

声は主人公以外フルボイス。
サブの男キャラにもしっかり声が入っています。
惜しむらくは、主人公の名前が変更可能のため、台詞を読み上げる際主人公の名前の部分だけ欠けていること。
これが少し不自然なので、主人公の名前選択不可にして完全フルボイスにした方が良かったのでは。


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